The Bookers 2002年 第二戦 2002.05.11(土)


●試合前
前日の深夜まで、いや当日の朝方まで雨が降っていた。メンバーたちは明日の試合はムリだなあ、と半ば諦めていたのだった。深酒したメンバーもいたと聞く。当日は朝からかろうじて晴れ間が広がった。ひょっとしたら、という期待感が広がるのだった。正午、事務局ヒゲナベ氏より以下のメッセージがメンバーたちに一気に送付された。

 正午に幡ヶ谷スポーツセンターに問い合わせたところ、
 「できます!どうぞ!」とのことでした。
 たぶんグラウンド状態は、あまり良くないと思いますが、
 来る5/25対王子戦にむけての練習にもなるかと思います。
 汚れても大丈夫な格好でおいでませ!メンソーレ!
 つーことで、事務局ヒゲナベからのお知らせでした。

つーことで、メンバーたちは3月以来、グラウンドに集まったのだった。

●参加者
村上/川畑/まさとう/ヒゲナベ/川口/藤井/矢田/塩田/岩下/稲葉/吉原/島田/岩崎/高橋/花本/宍田/末松/クミ/竹

●試合結果
赤組の勝利。今年はこれで一勝一敗の五分。次回はKingKidsとの対外戦。

チーム/回
1
2
3
4
5
6
7
赤組
4
0
1
2
6
0
2
15
白組
4
2
5
0
0
0
2
13

●投手
勝利投手:宍田(赤組)、敗戦投手:花本
(赤組):川畑(3回)−宍田(4回)
(白組):佐藤(2回)−前田(2回)−花本(3回)

●試合内容

試合は初回からノーガードの打ち合いを予感させた。

<初回>
赤組の1番川畑、2番渡辺がともにレフト前にクリーンヒット。初戦で三打数三ホームランと圧倒的な打力を見せ付けた3番岩下はなんと三球三振で凡退。しかし、4番塩田の三塁打で、あっさりと2点を先取。続く5番末松はしぶとく四球を選び、1死一三塁。6番藤井がセンターに犠牲フライで1点。続く7番宍田がセンター前クリーンヒットでもう1点。8番に打順を落とされた絶不調村上のショートゴロでスリーアウト。赤組は初回に大量4点を先取したのだった。スラッガーの二人、岩下と村上が通常の働きをしていたら、打者一巡し、試合を初回にして決めていたかもしれない。

白組も負けてはいなかった。1番小野、2番花本が連続ヒットで出ると、3番川口はストレートの四球で無死満塁。ここで4番高橋は三塁線を痛烈に破る三塁打を放つ。3点を取り返した白組は、続く5番矢田が四球。無死一三塁と攻撃の手を緩めない。6番岩崎のショート内野安打で高橋が返り同点。7番佐藤のレフト前ヒットを放つも加点できず、続く8番稲葉、9番吉原は惜しくも凡退し攻撃を終えた。1回を終わって4対4の同点。

<2回>
赤組は9番島田は凡退するも、10番クミが四球で出ると、1番川畑はまたもやレフトにヒットを放つ。しかし、2番、3番と凡退。走者二人を残し零点に終わった。

その裏、白組は10番前田がショートゴロで凡退した後、1番小野が三塁内野安打で出塁。2番花本はライト島田の頭上を狙い撃ってホームラン。あっさり2点をとって逆転する。その後、ヒット2本続くが後続が倒れ2点どまりとなる。2回を終わって4対6と白組の2点リード。

<3回>
赤組は4番塩田、5番末松が連続ヒット。無死一二塁と攻め立てるが、7番宍田の二塁打で1点を追加し、5対6と1点差まで追いすがるのがやっと。

その裏、白組はエラーがらみで一気に5点を奪う。8番稲葉がエラーで残った二死後、10番前田のショートゴロエラーの間に1点。
1番小野が三塁内野安打、2番花本のライト前ヒットで1点。3番川口がレフト線を破るホームランで3点。一気に5点を追加した。3回を終わって、5対11と白組の6点リード。すでに勝負あったかに見えた。しかし、勝負は終わるまでわからない。

<4回>
赤組は1番川畑、2番渡辺が際どいエラーで出塁。3番岩下のショート内野安打がエラーを誘って2点が入る。4番塩田がヒットで続き一死一二塁と攻め立てるが、後続が凡退。チャンスはしぼんだが、赤組に行けるぞ、という勢いが戻ったようだった。

その裏、白組は6番岩崎が四球で出塁するも、後続がピシャリと抑えられ追加点ならず。4回を終わって、7対11と白組の4点リードで後半戦に入る。残すは3イニングである。

<5回>
白組はエース花本を満を持して投入し、逃げ切りをはかった。この回、赤組が打者12人を繰り出し猛攻撃に転ずるとは、誰も予想できなかっただろう。エース投入で白組は楽勝ムードになっていなかったか。油断大敵である。まず、7番宍田が四球で出た。このあと2つのエラー絶不調の8番村上がセンター前にクリーンヒットでつなぐ。9番島田はショートゴロに激走、野手のエラーを誘って無死満塁とした。10番クミはまたもショートゴロ。慎重に処理する気持ちが裏目に出て悔しいエラー。1点が献上される。ここで、1番川畑がライトに打ち返し2人を迎え入れ、2番渡辺がレフトにヒットを放ち、チャンスを広げた。3番岩下が打った打球は強烈だったが、野手の正面。しかし、またしてもエラーを誘い2点を追加し、4点が入る。なんとか後続を討ち取り二死までこぎつけるが、6番藤井のしぶとく選んだ四球が、7番宍田の2点タイムリーを呼ぶ。都合6点、怒涛の攻撃であった。なんとエース花本から6点をもぎ取り大逆転。

その裏、白組は1番、2番がまたしてもヒットで出塁。3番はストレートの四球で一死満塁と攻めるが無得点に終わる。5回を終わって、13対11と赤組が2点リード。

<6回>
両軍ともに加点できず、いよいよ最終回となる。

<7回:最終回>
赤組は攻撃の手を緩めなかった。4番塩田の2類打に続き、6番藤井のセンター前ヒットで1点、7番宍田のライト前技ありヒットでもう1点を追加し、ダメを押した。

その裏を白組は15対11と4点ビハインドで迎えた。白組は4回から5回、6回と3イニング連続で無得点。白組ベンチには敗色濃厚の雰囲気が漂っていたのだった。一死後、この日5本目となるヒットを1番小野が放ち出塁。2番花本もすでに4本のヒットを放っていたが、5打席目は内野ゴロで凡退してしまい、二死となる。この日絶好調の3番川口が2本目のホームランをレフトに放ち、2点差まで迫る。ワンチャンスで同点というところまで追いすがった白組だったが、それまでだった。最後は、バッティング絶不調と自他共に認めるショートストップ村上が、軽快なフットワークでゴロを処理し、ファーストへ矢のような送球。白球が1塁手渡辺のグラブに音を立てて吸い込まれたのだった。

ゲームセット、午後5時45分。試合は赤組が15対13の2点差で白組に勝利。今年は一勝一敗の五分。どちらもあっぱれでありました。

●自主トレ宣言者
小泉(旅行中につき)/[3+崗](法事の為)/タカノ(用事の為)/塚本親子(プール清掃当番の為)/宮澤(ユビ骨折の為)/
関(祝いの為)/小野(用事のため)/東母(妊娠の為)/つたみ(用事の為)/山崎(飲み会)/石川


■先発メンバーおよび打撃成績はこちらを参照してください。打撃が不振だと見るのが辛いかも…。
もう一枚の集合写真宴会の写真もあります。
最終更新日 2002年5月29日 (水曜日)

2002年度 開幕戦第2戦第3戦
2001年度 開幕戦第2戦第3戦←第4戦←第5戦第6戦←第7戦←合宿第8戦